2018年3月1日


行く先々で必ずではないが
出会うネコ
飼いネコなのか野良ネコなのかは分からない。
 
浜辺に積もる雪が見たくて向かった日本海
真っ白の浜辺に感動しウロウロし
だいぶ遅め目の昼食を夕方に
(もはや夕食だが)
車内で食べていた。
この日は手作りのおにぎり五個
うち一個を激辛にして
ちょっとした一人罰ゲームを楽しもうとしていた。
そこに現れた物寂しげに
こっちを見ているネコ。
降りしきる雪の中
『かわいそうだな』と思った瞬間に
ネコと自分が入れ替わった気がした。

『こんな降りしきる雪の中、車内で一人冷たいおにぎり
むしゃむしゃかわいそうだにゃ』
ネコの感情を勝手に受け取った。

楽しみだった一人罰ゲーム激辛おにぎりもいつ食べたのか
分からないくらい
猛烈な孤独感と寂しさに落ち入った。

孤独感と寂しさは写真を撮るうえで
凄く大事なキーワードになっている事なので
それを再確認出来て良かった思い出なのだが
それを強烈に日々の生活にも発揮してしまうのが
今回の写真展のタイトルになっている
【つよとみそ汁】
上記の思い出も
前回の投稿でも書きましたが
自分が好きなことに置いては
勝手な思い込みや出来事で
後向きになっても
前向きになれる切り替えスイッチを
ON出来るのに
それ意外の似たような出来事、
責任がともなうと
スイッチはOFF
切り替え不可
偽物の孤独感で周りが見えなくなる
と言う事を継続中だった自分

『つよ』と『みそ汁』呼名は違うが
同じ意味で使っていた言葉
同じ事

【つよとみそ汁】より『キャッツ会い 3』
福島県相馬市尾浜にて