2018年3月8日


花見の季節
身近にある、ふと目に入った名も無い桜が好きだ。
カメラを手にしてから
桜の名所と言われる場所にアンチテーゼ的思考な
時期があった。
春だけ注目される名のある桜は
ひとのいない冬に足を運び
『春には来ませんが、、、』と挨拶し
想像で満開にしていた。

高校2年の夏
深夜のTVで観たレニークラヴィッツの曲が欲しくなって
家から一番近い小さなCD店に向かった。
ただ肝心の曲名は知らなかったので
なぜかレニークラヴィッツの曲が1曲入っている
2枚組のCDを購入した。
結果、お目当ての曲ではなくガッカリしたのも束の間
衝撃的なバンドと出会ってしまった。
とても衝撃的だったので
2枚組のCDの1枚を真っ二つに折った。
親からもらった小遣いで買ったCDを
真っ二つに折った。
レニーの曲が入っているCDを
真っ二つに折った。

『絶対』ということはないと言うが
あの衝撃的なバンドに出会ってなければ
今の環境、見てる景色も
99.9%
違っていたと
昨晩
TARIKI視聴覚室で行われた
『山越えYAMAGOE 第一歩』
で見た最高のライブを
見て思った。

写真撮影で受ける数少ない初期衝動に似た感覚
その感覚をまた味わいたく
越えていかなければならない山
何度も行きたい山

山越え YAMAGOE 第一歩
最高でした♪

【つよとみそ汁】より
『アナーキーインザ風景』
福島県二本松市木幡田ノ入にて