2011年9月16日

改めましてでりんです。

日々繰り返す時間のなかで
例えば、日がのぼっているときに見た光景が脳裏に焼き付いていたなら、
それとは正反対の日が沈んでからの光景を想像してしまう。
あくまでも想像なので、実際、足を運んでみたら『違う』と思ってしまうことが多々あるが
そこに行くまでの過程を楽しんでいる感もあるので結果オーライだ。
明らかにこの感覚は、時間、空間の切り取り作業を繰り返しているうちに生まれたモノで
これから先もこの衝動を大切にしていきたい。

ただ夜が深まれば深まるほど
ひとり言を発する回数がスゴい。
昨晩、訪れたこの場所で発したひとり言がタイトルのソレだ。
誰に向けて、何のために発した言葉なのか
後から考えれば笑えるが
きっとこの場所で流れていた時間がそうさせたのだろう。

この作品にタイトルをつけるとするなら間違いなく

『改めましてでりんです』だ。